〜英語のスピーキング能力が社員採用時の必須要件に〜
韓国・サムスングループがTOEICスピーキングテストを採用
韓国・ソウル(2008年1月21日)—TOEICテストの開発機関である米国のEducational Testing Service(ETS:ニュージャージー州プリンストン)は、韓国のサムスングループが新入社員の採用基準のひとつとしてTOEICスピーキングテストを採用すると発表しました。サムスングループでは今年の採用活動からTOEICスピーキングテストのスコアを基準として導入するため準備を進めています。
ETSの社長兼最高経営責任者(CEO)のKurt Landgrafは「韓国でも有数のグローバル企業であるサムスングループが、TOEICスピーキングテストを英語能力測定の指標として導入することを大変うれしく思います。サムスンのような大企業がTOEICスピーキングテストを新入社員採用時の一つの指標として取り入れるという動きは、まさに世界のグローバル企業において、国際ビジネスの場面で使用されている英語の能力の有無が企業の競争力を左右するほど重要であると認識されてきたことを示しています。」と述べています。
TOEICスピーキングテストは、TOEICテスト(Test of English for International Communication)と同様の高い信頼性を持ち、直接的にスピーキング能力を測定・評価できるテストへの要望の高まりを受け開発されました。TOEICスピーキングテストは一般的な、またはビジネスの場面でのスピーキング能力やコミュニケーション能力を測定するテストで、特殊なビジネス英語や特定の業界、分野の知識を必要とするような問題は含まれていません。受験者の解答はデジタル録音され、ETSのオンライン・スコアリング・ネットワークに送られます。各受験者の解答は、ETSの認定を受けた採点者により採点され、結果は公正、客観的で信頼性の高いスコアとして表示されます。
日本国内にてTOEICテストの実施・運営を行う財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(東京都千代田区)の梅澤直臣常務理事は、今回のサムスングループの決定について「日本でも発信型英語の必要性が高まっていると言われており、サムスンの取り組みは、日本の企業にも参考になるのではないでしょうか。TOEICテストは約30年前に日本からの発案を契機に開発され、日本ではすでに多くのビジネスパーソンが受験していますが、それに加えて今後は社員のスピーキング能力を測るため、TOEICスピーキングテストを導入する企業が増えると考えられます。」と述べています。