東京工業品取引所 平成20年1月の概況 (ビジネス ランダム プレス)
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東京工業品取引所 平成20年1月の概況

東京工業品取引所平成20年1月の概況について

この度、東京工業品取引所では「平成20年1月の概況について」を取りまとめましたので、ご覧ください。

・米国利下げに伴うインフレ懸念等から金や白金が急騰、取引時間延長が奏功し、出来高前月比45.2%増。国内商品取引所シェア70%超!

1月の本所市場は、金、白金の歴史的高値を背景にした投資人気の高まりと、取引時間の延長が奏効して出来高が大幅増となり、前月比1,293,689枚(45.2%)増の4,154,779枚で、3ヵ月ぶりに前月実績を上回るとともに400万枚台を回復し、国内商品取引所シェアは70%を超えました。

貴金属市場においては、金がNY及びロンドンの海外市場で28年ぶりに最高値更新したことや、また円相場も2年8ヵ月ぶりとなる高値進行という強弱材料が対峙した波乱含みの展開から、一般投資玉や商社等のヘッジ玉が交錯して取引が大きく膨らみ、月間出来高は前月比963,215枚(84.2%)増の2,107,203枚となりました。また白金は需給逼迫感のなか、主要産地の南アフリカで電力不足に伴う供給懸念を背景に、先高感が強まり上場来高値を更新するなど投資人気が高まり、出来高は同126,644枚(19.4%)増の780,278枚となりました。

銀、パラジウムも前記2商品高に追随して取引が増加し、銀の出来高は同12,807枚(62.5%)増の33,292枚、パラジウムは同4,848枚(41.4%)増の16,558枚となりました。石油市場では、年初100ドル台を示現したNY原油が米国経済の景気後退感から調整色を強めたことによる反落や、原油高騰に伴う国内需要の落ち込みによる石油製品の下落を背景に取引が弾み、原油の出来高は前月比14,683枚(19.6%)増の89,579枚、ガソリンは同90,151枚(19.8%)増の544,901枚となりました。

またゴム市場では、年初から円高進行や原油安に伴う続落模様から、1月後半から反発に転じたことを背景に、市場人気の高まりから取引が膨らみ、出来高は前月比58,324枚(18.0%)増の382,654枚となりました。

・原油(ドル換算)と白金が上場来高値更新

1月中は、年初のWTIの100ドル超えを反映し、大発会4日に本所原油は2番限終値ドル換算価格が92.64ドルと初めて90ドルを超えました。また、上記記事にもありましたとおり、世界の白金生産の大部分を占める南アフリカで電力不足に伴う供給懸念が生じたことから、月末にかけて本所白金は上場来高値を次々に更新し、2月に入っても上昇し、2月4日現在、期近は6,000円を上回る高値をつけています。

・東証グループと相互協力協定を締結−商品市場と金融市場との連携・融合

本所と株式会社東京証券取引所グループ(「東証グループ」)とは、1月16日両者間の包括的な相互協力協定(Memorandum of Understanding)を締結しました。

両者は当協定が、双方の市場の一層の発展に寄与するとともに、市場参加者にとって利便性の高い市場の構築に資するものと考えています。

両者は、この協定に基づき、商品や商品価格指数に連動したETFの東京証券取引所における上場、ETFの連動対象となる商品や商品価格指数の東工取における上場、さらにはそれらによって生じる両取引所間の裁定取引等の分野において、共同で検討を行い、今後の協力の可能性を協議してまいります。

・延長された2時間で出来高が伸長

1月7日から後場の立会い終了時刻を15時30分から17時30分に2時間延長いたしました。海外の取引所において取引時間の24時間化が進む中、本所の立会時間は、従前、9時から11時及び12時30分から15時30分までと、国際的にみて限定的なものとなっておりました。

2時間延長した時間帯の外国為替相場などを受けて金や白金が出来高を大きく伸ばしました。

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