メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム、
企業内アプリケーション連携「MIJS標準規格」第一弾発表
市場で有力な製品を持つ国産ソフトウェアベンダー24 社が集結した「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム」(事務局所在地:東京都港区 ソフトブレーン株式会社内、以下MIJS コンソーシアム)は、アプリケーション間のデータ連携を目的とした「MIJS標準規格」第一弾を発表し、MIJSサイト上にて一般公開いたします。この度発表する「MIJS標準規格」は、日々の業務で増えてゆく「トランザクションデータ」と、予め登録しておく「マスターデータ」の2種類が持つデータのうち、5つのデータ標準を対象とします。
今後は、多くのアプリケーションで共通に利用するデータから順次、規格化していきます。
カスタムメイドのアプリケーションやパッケージアプリケーションを問わず、複数のアプリケーションを同時に利用するという業務形態が増加し、企業では、アプリケーション間の連携が重要課題となっております。これまで、EDIに代表されるように、企業間取引という外部連携のための標準化の取り組みが多くありましたが、企業内のアプリケーション連携という内部連携は立ち遅れているのが現状です。そこで、企業内のアプリケーションが連携できるためのデータ標準規格を策定し、規格に準ずることでアプリケーション間のデータ連携を行うことが、「MIJS標準規格」の目的で
す。
具体的には、今回発表する「MIJS標準規格」第一弾では、下記の5つのデータ標準をVer1.0として策定しました。本規格にもとづいてMIJS参加企業の製品間連携が実現されており、理論だけでなく実践的な規格であることを特徴としています。
今後も、さらなる改良を加えてバージョンアップするとともに、順次、対象範囲を広げて参ります。また、帳票、ログ、分析といった共通インフラ基盤の整備も視野に入れ、「MIJS標準規格」として提供する予定です。
■「MIJS標準規格」第一弾(Ver1.0)
【トランザクションデータ】
・生産依頼データ
・生産実績データ
・仕訳データ
【マスターデータ】
・社員マスター
・部門マスター
■「MIJS標準規格」第二弾(未定)
【トランザクションデータ】
・見込データ
・受注データ
・売上データ
【マスターデータ】
・取引先マスター
・商品マスター
MIJS は、日本のソフトウェアを代表する参加企業が持つ製品の相互連携を推進し、システム構築の効率化とユーザビリティ向上を目指し活動を開始いたしました。「MIJS標準規格」第一弾は、MIJS発足後より加盟各社の技術者が何度も協議を重ね策定した規格で、11月29日(木)目黒雅叙園にて開催された第2回MIJSカンファレンス「Japan」で概要を発表したものです。
MIJSでは、2007年11月にバーチャル検証センターを開設し、これら標準規格を用いた製品間連携の検証を行える環境を用意しました。本規格を公開することにより、MIJS参加企業だけでなく多くの企業が”標準”を利用したシステム構築、システム連携のメリットを享受できること、それによりIT業界全体の発展が進むことを期待しています。
■「MIJS標準規格」第一弾(Ver1.0)仕様ダウンロード
下記サイトより、「MIJSデータ標準規格」説明資料(Ver1.0)および「MIJS標準規格」
データ定義書(Ver1.0)をダウンロードすることができます。
http://www.mijs.jp/dl/index.html
■MIJSについて
MIJSは、ソフトウェアベンダーの側から、ビジネスに対するITの顧客満足度に応えるため、市場で求められるソフトウェアの製品間連携によるシステム基盤を構築し、国内・海外に向けて「日本のソフトウェア」に対する優秀性の認知向上、市場におけるビジネス基盤の強化をはかります。
(1) ソフトウェアのジャンルごとに製品間のインターフェイスを整備して標準化をはかり、業種業態を問わずSOAをベースに今後のサービスのモデルへもつなげていく。MIJSに参画する企業は、顧客ニーズの多様化を吸収する製品連携をコンソーシアムが策定する基盤上で実施する。
(2) MIJSは、国産ソフトウェアプロダクツの内外の競争力を高める基盤づくりと、市場への訴求、顧客ニーズを取り込んで参画企業へフィードバックし、製品サービスの強化を推進する。
これにより、MIJSは、国内ならびに海外に向けて「日本発」のソフトウェアによるビジネススキームを構築していきます。